原子炉反ニュートリノを用いたニュートリノ振動の研究(1)

1970年頃に R.デービス博士によって太陽ニュートリノが初めて観測されましたが、そのニュートリノの数は理論予想よりもはるかに少ないという不思議な観測結果でした。それから30年、 さまざまな実験が行われ、また太陽理論の修正や改善がなされましたが、その差は埋まることはなく観測数は理論の予測に比べて少ないままでした。これを...

原子炉反ニュートリノを用いたニュートリノ振動の研究(2)

力ムランドでは観測データを増やし、2005年には515日の観測データを用いた結果を発表しました。この発表ではニュートリノ消失の有意性を99.998%の信頼度まで高めただけでなく、ニュートリノ振動固有のエネルギースペクトルのゆがみを観測し、ニュートリノ振動の直接証拠となる振動パターンをとらえることに成功しました。 さらに...

地球反ニュートリノの研究

地熱の測定により、地球内部で発生している熱量は44TW (テラワット=1兆ワット)と見積もられています。これは大型の原子炉1万5000基に匹敵する巨大な熱エネルギーです。このうち地球生成時の隕石の集積に起因する熱などのほかに、地球内部に含まれている放射性元素(ウラン 、トリウム 、力リウム )の崩壊で開放されるエネルギーが約20TWと考えられています。この熱は...