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KASKA/DoubleChooz/JSNS2の紹介

KASKA/DoubleChooz/JSNS2

~カスカ/ダブルショー/JSNS2~

カスカ/ダブルショー/JSNS2グループの末包先生に聞きました。 どんな研究をされているんですか。
准教授:末包文彦 本研究の主題であるニュートリノ振動は、3種類あるニュートリノ(νe, νμ, ντ)がお互いに姿を変えるという現象です。ニュートリノ振動の解明は、素粒子の統一理論構築の鍵を握ると考えられているため、その研究は非常に重要です。 これまでなされた2種類のニュートリノ振動の発見では日本が主導的な役割を担なって来ました。本研究は、日本の優れたニュートリノ実験技術を生かして、原子炉から発生するニュートリノを利用し、第3のニュートリノ振動を探索するものです。この研究により3種類あるニュートリノ間の3番目の振動を検出し、その強さを表すθ13(「しーたいちさん」と読みます)と呼ばれる基礎パラメータを測定します。
第3のニュートリノ振動の測定の物理的意義は非常に重要ですが、それだけでなくこの結果は、ニュートリノ研究の将来を左右する要石となります。今年の10月の小林・益川両先生のノーベル物理学賞受賞の理由は、「CP対称性の破れ」についてでした。一方2002年小柴先生が受賞されたノーベル賞は、「ニュートリノ」についてでした。ニュートリノ研究の次のステップは、実はこの2つの先にある、「ニュートリノでのCP対称性の破れ」の探索です。第3のニュートリノ振動を測定することにより、はじめてニュートリノのCP対称性の破れの実験に手をつけることができるようになります。そしてニュートリノ振動、CP対称性の破れの大きさが素粒子と宇宙の理解に大きなヒントを与えることになります。 このような研究は一歩一歩進めてゆかなければいけません。本研究はその中でも大きな一歩となります。

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