太陽CNOニュートリノの観測

太陽が核融合反応によってエネルギーを生み出していると提唱された時、 このエネルギー生成の過程には2つの可能性があると考えられていました。1つはppチェインと呼ばれる過程、もう1つはCNOサイクルと呼ばれる過程です。前者は若い恒星内部で反応する過程で、 後者は壮年期に主要となる反応です。これまでの太陽ニュートリノ観測実験により、現在太陽内部で主要な反応はppチェインであることが判明しましたが、今後太陽内の反応はどのように進化していくのでしょうか。この謎は現在太陽内部で起きているCNOサイクルを観測する事によって更に明らかになると考えられています。カムランドでは、 このCNOニュートリノの初検出を目指しています。

このニュートリノを見るには宇宙線により引き起こされる邪魔物反応の事象を除去しなければなりませんが、この除去には不感時聞の無い計測装置が必要となります。カムランドでは、この計測装置を開発し、 CNOニュートリノ検出に向け着々と準備を進めています。

不感時間の無い計測機器MoGURA