KiNOKO - 高エネルギー実験用データ収集システム -

Kinoko Module Driver リファレンス

豊伸電子 V004

種別 VME スケーラ

製造者豊伸電子 (http://www.hoshin-el.co.jp)

参照名 Hoshin-V004 または Hoshin-V004_OLD

読み出し read()

サービス要求なし

種別	VME スケーラ
製造者	豊伸電子 (http://www.hoshin-el.co.jp)
参照名	Hoshin-V004 または Hoshin-V004_OLD
読み出し	read()
サービス要求	なし

8 ch, 150 MHz, 27 (29) bit channel depth
動作中でも上位 16 bit の読み出しが可能
VME アクセスモードは A16/A24/A32-D16/D32 の全てが可能．全てのアクセスモードに応答するので，他のモジュールとのアドレスの衝突に注意．
Kinoko では A24-D32 のモードを使用．
サービス要求の機能がないので，別に Interrupter やソフトウェアタイマなどを使い読み出しを行なう．

V004 には，同じ型番で異なる仕様のモジュールが複数あるようです．もし正常に動作しないようなら，Hoshin-V004_OLD を試してみてください．

読み出しアクション

read(int channel_bit_mask)
read(ReadoutChannelList channel_list)
引数に指定したチャンネルからデータを読み出し，indexed 型のデータとしてストリームに送り出す．

enable(int channel_bit_mask)
引数に指定したチャンネルの計数を開始する．

disable(int channel_bit_mask)
引数に指定したチャンネルの計数を停止する．

clear(int channel_bit_mask)
引数に指定したチャンネルの計数をクリアする．

読み出しスクリプト例

datasource VmeScaler
{
    VmeCrate crate;
    VmeController controller("SBS-620");
    VmeModule scaler("Hoshin-V004");
    SoftwareModule timer("IntervalTimer");

    crate.installController(controller);
    crate.installModule(scaler, 0x00400400);

    on run_begin {
        timer.setInterval(1, 0);  // set readout interval for 1 sec
	scaler.enable(#0..#3);
    }

    on trigger (timer) {
	scaler.read(#0..#3);
    }
}