Kinoko Module Driver リファレンス |
[注意] このページでは,Kinoko を CC/NET 上にインストールして直接使用する場合を記述しています.CC/NET をネットワーク経由で使用する(CC/NET のリモートアクセス機能およびパイプライン機能を使用する)場合は,「CC/NET (ネットワークアクセス)」を参照してください.
種別 CAMAC コントローラ 製造者 東陽テクニカ・KEK (http://www-online.kek.jp/~inoue/para-CAMAC/) 参照名 Toyo-CCNET または KEK-CCNET または KEK-Camlib
CC/NET を直接使用するためには,CC/NET 上のシングルボードコンピュータに Kinoko がインストールされている必要があります.また,ここで製品付属でインストール済みの camlib をリンクするために,コンパイル前の configure で CCNET 使用が指定されている必要があります.詳細については,インストール手順(CCNET を使う場合)を参照してください.
Kinoko が CC/NET 上にインストールされ,camlib がリンクされていれば,参照名 Toyo-CCNET を指定するだけで普通の CamacController として使用できます.実際には,CC/NET 上にはデータ収集プロセスだけを走らせて,Kinoko 本体は別のコンピュータで実行したほうが便利で効率的です.この方法については,クイックツアー(データ収集プロセスを別コンピュータに配置する)に説明があります.
datasource CamacAdc { int station_number = 3; long readout_channels = #0..#3; CamacCrate crate; CamacController controller("Toyo-CCNET"); CamacModule adc("Rinei-RPC022"); crate.installController(controller); crate.installModule(adc, station_number); on trigger(adc) { adc.read(readout_channels); adc.clear(); } }