神岡·検出器について 1

カムランド検出器は岐阜県神岡町の神岡鉱山の地下 1,000メートルに掘られた直径 20 メートル、高さ 20 メートルの円筒形の大きな洞窟の中にあります。なぜ地下深くに検出器をおくかというと、地上では、宇宙線といる粒子が多量に降り注いでいて、微弱なニュートリノの信号を捕まえる時に邪魔になるからです。 宇宙線とは...

神岡·検出器について 2

カムランドでは、1,000 トンの液体シンチレーターを使ってニュートリノを捕まえます。 液体シンチレーター中で素粒子反応が起きた時出す光の量が、カミオカンデの場合のチェレンコフ光と呼ばれる光に比べ、桁違いに多いので、より低いエネルギーのニュートリノまで捕まえることが出来るのです。 自然界 ...

神岡·検出器について 3

このバッファーオイルと液体シンチレーターが入ったバルーンは、直径 18メートル、体積 3,000立方メートルのステンレスの球形タンクに入っています。このタンクは外側から見ると、地上のいろいろな所にある、緑色の丸い大きなガスタンクにそっくりです。ただし...

神岡·検出器について 4

このステンレスのタンクと洞窟の壁の間には、3,000 立方メートル(3千トン)の純水が満たされており、タンクは、完全に水の中に沈んでいます。250 本の光電子増倍管がこの水の中に沈められており、水の中を睨んでいます。この水の層は2つの役目をします。 一つめは...

神岡·検出器について 5

さて、光電子増倍管から出てくる電気信号は、カムランド検出器の外にある、電子回路で一旦増幅され、最後にはコンピューターが読めるようなデジタル信号に変換されます。この変換を行う電子回路は、アメリカのバークレー研究所によって、...