KamLAND-Zen神岡鉱山地下実験室からのレポ vol.7

前回のレポ続編です!

今回はミニバルーンのインストール作業の様子をご紹介。

 

いよいよミニバルーンインストール。

この作業に合わせて、スタッフから学生までほぼ全員が集結して作業を開始しました。

 

 

カムランド内部からのガス化した液体シンチレーターを避けるため、最前列のメンバーはガスマスク装着の上での作業です。

 

 

インストールは、ミニバルーン内部へ重り代わりの液体シンチレーターを少量ずつ入れながら、カムランドへ徐々に投入していきます。

 

 

カムランド内部を見ながら投入スピードを調整する最前列、吊り紐が絡まったりしていないか確認しつつ、最前列のスピードを見ながら移動させるナイロン管担当部、そして全体を見ながら送液をコントロールする後方部がそれぞれ声をかけながら、慎重にインストール作業を行いました。

インストールが終わった後、上面からカムランド内部を見た写真です。ブラックシートより内部は見えませんが、照明と、真っ直ぐナイロン管が入っているのが分かります。


 

ミニバルーンのインストール終了後、インストール用の送液に使用した配管とフランジ(左)から、常設用のフランジ(右)に交換する作業を行いました。慎重にクレーンを使用しながらの交換作業です。


フランジ設置後、ミニバルーンを吊っている紐をロードセル(重量測定装置)に接続し、ミニバルーンの荷重が分かるようにします(左)。

ロードセル接続作業を行ったメンバー(右)。左から清水、丸藤(亜)、丸藤(祐)、吉田、渡辺、山田(古賀による撮影)。この後、写真にある配管を使用して、ミニバルーンを膨らませるためのダミー液シンの送液が始まりました。ダミー液シンは、カメラでミニバルーンの形状を確認しながら慎重に送液され、無事規定量を送液して膨らませることに成功しています。

 

 

ミニバルーン拡張後、上方から見た写真。直管部分からラッパ型の接続部を通して球形に変化する箇所が中心となっています。フィルムは99%の透過率を保持しているため直接は見えませんが、バルーンの溶着線が白く見えています。

ダミー液シン送液後のチェックでは、ミニバルーンの漏れは確認されていないため、いよいよ最終段階となるキセノン入りの液体シンチレーターとの入れ替えが始まっています。この作業についてはまた別のレポートで。


インストール完了!

インストール作業に関わって下さった皆さん、ミニバルーンの製作・それぞれの装置の製作・環境設定に携わって下さった皆さん、その他ご協力頂いたみなさん、ありがとうございました。

助教 丸藤祐仁

オリジナル写真をダウンロード(32.1MB)

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