KamLAND-Zen神岡鉱山地下実験室からのレポ vol.10

前回は、新たにグレードアップした実験を開始する為の準備の様子をレポートしてもらいました。そして今回はKamLAND禅実験に利用しているミニバルーンの中にある液体シンチレーターの不純物を取り除く作業について少し質問をしてみましたよ。

なぜ再蒸留をするの?

 

蒸留してもバックグラウンドが低下していなかったので、再度蒸留して液体シンチレーターをきれいにします。

バックグラウンドってなに?

二重β崩壊のシグナルと似たイベントで、偽物のイベントです。

※イベント=事象。常に存在し、観測の邪魔になる放射性物質の事象のこと。

蒸留してでてきた不要な物って何?

蒸留で不純物を取り除き、結果放射性物質が取り除かれ、きれいになります。

綺麗になった後しばらく経つとまた不純物って増えてしまう?

外気とのやり取りはありませんので、不純物は増えません。

どのくらいの期間、何人体制で蒸留するの?

およそ2ヶ月間24時間 1日12人体制で蒸留しています。

蒸留した後は(9月の二重β崩壊探索がスタートするまで)具体的にどんな準備をしなければならないの?

蒸留した液体シンチレーターに純化したキセノンを溶かして、キセノンが溶けた液体シンチレーターをミニバルーンに導入します。

 

2ヶ月間24時間体制での長期間にわたる蒸留作業、頑張ってください!

また次回のレポをお楽しみに!

 

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