INTERVIEW OF NEUTRINO MEMBER VOL.9 丸藤 祐仁

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助教 丸藤 祐仁

 

 1. 何をされているのか、自分はここを特に詳しくやっている等わかりやすく教えてください。

 ニュートリノを伴わない二重β崩壊の探索、とくに二重ベータ崩壊核を保持するバルーンの開発や製作などを担当していて、ここ
10年は実験を実現するための開発研究や製作を進めてきました。

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  2. 今の仕事に興味を持ったきっかけは何ですか?何歳の時でしたか?

 小さいころに「パノラマ太陽系」という番組で太陽系惑星についての映像を見て、宇宙ってどういうものなんだろうと不思議に思ったところからだと思います。その後、中学生の頃にブルーバックスなどを読んで、研究者という職業を意識しました。

 3. 今の仕事の魅力は何ですか?

 自分が生きている間は分からないだろう(もしくは測定できないだろう)と思っていた事が分かってきたり、分かりつつある事に触れることが出来るところです。

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 4. 仕事によって得る嬉しいことと、嫌なことは何ですか?

 良くも悪くも予想外の事が起きた時です。予想外のトラブルと、その原因が分からない時は嫌だなと感じます。反対に、あらゆる悪い想定をしたことが杞憂に終わり、期待した通りの結果が出た時は嬉しいです。仲間と協力して研究を進められた時も嬉しいです。また、だれも予想していなかった新しい現象を発見できたら嬉しいだろうなと思います。

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  5. ストレス発散法は何ですか?

温泉に行ったり、気分がいい空間や歴史を感じられる場所でゆっくりする。
ジムで汗を流す。

 

   6. マイブーム又は趣味は何ですか。

季節を楽しむこと。そろそろ文旦の季節が終わりそうなので、次は桜を楽しみにしています。 
寺社仏閣、古い建物巡り。 
F1を見る。

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   7. 将来の夢や目標又は抱負をお聞かせください。

 素粒子的、宇宙的、もしくはもっと根源的なものとしての世の中がどのように成り立っているのか納得したい。

 

  8. 研究者の目線で、世の中がもっとこうなれば良いのにと思うことは何ですか?

 研究者に限らず、発言した人や発信した人の意図が、きちんと世の中に伝わればいいのにと思います。

 9. おすすめの本を教えてください。

「ゼロからトースターを作ってみた」トーマス・トウェイツ (著), 村井理子 (翻訳) 
自然の中から自分ですべての道具を作って研究するにはどうしたらいいだろうか、と考えたことがあります。すぐに無理だなと思い、同時に人間の集団の知識と技術の蓄積はすさまじいとも思いました。この本は、多少ルール違反では?と感じるものの、実際にやってみた人の記録で、学生の人にお勧めできる本だと思います。 
「知ろうとすること。」早野龍五,糸井重里 
福島第一原発の事故後に、冷静にデータを分析し、発信し続けた研究者の活動を対談で振り返った本です。実際にできるかどうかは別にしても、研究者の姿勢はこうあるべきだろうなと思いました。また、東日本に住んでいる者としても、読んで良かったと思います。

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  10. 座右の銘は何ですか?

 おもしろきこともなき世におもしろく

 

  11. 同じ様な研究をしたいと思っている学生や、研究者になりたい子供たちへのアドバイスをお願いします。

(勉強するのはもちろんですが)全力で遊んで下さい。友達と工夫しながらやれることや、自然を相手にすることや、興味のあることを徹底的に調べたり、没頭できる趣味は、なぜか後で役に立ちます。そして研究の訓練になります。

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最後に、自由コメントお願いします!


「こんなことが知りたい」と思うことがあれば、見学に来た時にでもご相談下さい。おそらくほとんどの事は答えられないと思いますが、そこから面白い研究につながるかもしれません。また、僕たちの研究は、日本および海外の企業の技術に支えられて進めることが出来ています。自分はニュートリノ研究とは関係なさそうと思っていても、いきなり現れて無理難題をお願いすることがあるかもしれません。その時はよろしくご協力をお願いします。

 

 

 

 

 

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