M1 INTERVIEW 2025
平井 太陽
- Nov. 2025
- メンバー
2025年度のM1メンバーの皆様のインタビュー、ご覧下さい。
〖 平井 太陽さんへのインタビュー 〗
インタビュイー 名前:平井 太陽 (Hirai Taiyo)
埼玉県 出身
私立開智高等学校 出身
東北大学 理学部 出身
Q1. 大学院進学を決めた理由を聞かせてください。
弊研究室では4年後期から研究を開始するのですが、半年だけ研究して卒業、というのは勿体ないと思い進学することにしました。
Q2. なぜ、RCNSに入りたいと思いましたか?当センターに決めた理由や、きっかけはありますか?
10年ほど前に、東京大学の梶田隆章教授がニュートリノ振動の観測でノーベル賞を受賞しました。そのニュースを見てからニュートリノや宇宙に興味を持ち、それらに関連することを学びたいと考えるようになったのが理由の一つです。また自分の先輩方のM1インタビューを拝見し、研究室の雰囲気が良さそうだと感じたことも大きいです。
Q3. 物理や素粒子研究の面白いところ、魅力を教えて下さい。
素粒子という、とても小さくありふれた粒子の性質を紐解くことで不思議な天体の謎や宇宙の起源に迫ることが出来ることが醍醐味だと思っています。また素粒子分野は一つの実験に国内外の研究者が多数携わることが多く、その規模感の大きさも魅力の一つだと思っています。
Q4. 研究室での研究スケジュールは、どのような感じでしょうか?
日によってまちまちですが、家で昼食を食べてから昼頃に研究室に行き、20時頃まで研究をすることが多いです。家で食事する方が安く済むというのもありますが、夜型人間で早起きが苦手だからというのが正直なところです。
Q5. 大学院に入ってから、生活の変化はありますか?
月に1回、1週間程度の出張に行くようになったため、数ヶ月先の予定を考えて行動するようになりました。冷蔵庫の中身を管理するのに苦労します。
Q6. 趣味やマイブームはありますか?
最近は古文や民俗学にハマっています。離れた地域の伝承や文化であっても、物語の構造や内容に類似性がみられる部分があり、とても興味深いです。
Q7. 好きな/面白かった本・映画・ドラマはありますか?
最近「毘沙門の本地」という室町時代に書かれた物語を読みました。親子が別離する際にお互いに向けて和歌を詠む場面があるのですが、親の方が子よりも明らかに技巧的な歌を詠んでおり、作者が意図して二人の技量・経験差を示していることがうかがえました。作者不詳ながら書き手の巧みさ・工夫が垣間見えて面白かったです。
Q8. 休日は、どのように過ごすことが多いですか?
近所の山などを散策することが多かったのですが、最近は熊が出るのであまりしていません。代わりに街までカラオケに行くことが多くなりました。
Q9. 現在の、ご自身の目標・夢を教えて頂けますか?
楽しそうだと思ったことに色々と手を出してみたいです。
Q10. 最後に未来の後輩へ一言お願いします!
弊研究室は風通しがよく、質問しやすい環境だと思います。興味を持ったことをドンドン研究したい人には特におすすめです。