M1 INTERVIEW 2020
浅見 祥宏
- Dec. 2020
- メンバー
2020年度のM1は、他大学の編入生3名を合わせた計8名を迎えました。例年とは違った新学期のスタートとなりましたが、後期となり、新しい環境にも慣れたかな?というところで、皆様にインタビューをさせて頂きました。
〖 浅見祥宏さんへのインタビュー 〗
インタビュイー 名前:浅見 祥宏 (Asami Sachihiro)
新潟県 出身
新潟県立国際情報高校 卒業
福井大学工学部 出身
Q1. 大学院進学を決めた理由を聞かせてください。
小さい頃から宇宙が好きでした。いつからか、宇宙飛行士になって、宇宙に行くよりも、宇宙はどうやってできたのか、どんな物理法則が働いているのかを解明したいなと思うようになりました。とにかく宇宙が好きで、学部時代では天文部がなかったので、自分で創設し、企業との共同で完成させた、移動式プラネタリウムの制作に特に力を入れていました(外でも上映できて、写真の人との比較からわかる通り、かなり大きくて中に20~30人くらい入れます)。
どこかの本で、宇宙の始まりはある一点から始まったから、小さい世界を取り扱う素粒子物理学を学べば、宇宙の始まりがわかると知って、素粒子に興味を持ちました。そこから、いくつか本を読んでいたら、どうやらニュートリノという、自分たちの体をほとんど通り抜けてしかも、宇宙に大量に存在している素粒子があるらしいぞ、と興味を持ち、大学院で学びたいと思うようになりました。


Q2. なぜ、RCNSに入りたいと思いましたか?当センターに決めた理由や、きっかけはありますか?
東北大学に来たのは、高校の頃の仲がいいやつがいたからです。素粒子実験界隈では有名ですし、入ったら沢山刺激をもらえそうだとも思いました。東大も興味はありましたが、学が足りませんでした。理論系に行かなかったのも同じ理由です。
ただ、大学院説明会で、センター長の井上先生からお話をお聞きし、スーパーカミオカンデに対抗するための観測技術の工夫や先生のトークが面白くて、どこかアットホームな研究室の雰囲気に、魅力を感じたので迷いませんでした。入ってみたら、正解でした。とにかく、入る要因が揃いまくっていました。。
Q3. 物理や素粒子研究の面白いところ、魅力を教えて下さい。
“全ての現象には必ず理由がある” 東野圭吾原作のドラマ「ガリレオ」での湯川学が発言した言葉です。現象の裏に隠された物理法則、それを記述できる方程式に感動します。
Q4. 研究室での研究スケジュールは、どのような感じでしょうか?
最近のだらしなさに、腹が立ってきたので今は、9時に研究室に来るようにしています。決めた初日しか、守れていません。帰りは、バラバラです。徹夜癖があるので、あまり遅くならないように気を付けているつもりなんですが。。。
Q5. 大学院に入ってから、生活の変化はありますか?
1年生の前期は、講義のレポートに追われたり、どっかのウイルスのせいで自宅待機を要求されている日々で、堕落した生活を過ごしていました。家で勉強できない性格なので、本当につらかったです。暇があれば、携帯をさわってしまう癖があるので、レポートなどの期限が近いときは、電源切って郵便受けの中に入れて乗り切っていました。大学院生活、このままでいいんだろうかと不安でしたが、なんとかここまで来れています。
Q6. 趣味やマイブームはありますか?
ロードバイクで山に登ったり長距離を走ったりするのが好きです。最近は、寒いので家で筋トレをしています。おすすめは腹筋ローラーです。今まで感じたことのない筋肉痛を味わえます。あとは、プログラム書くのが好きなので、さっき出てきた高校の同級生の影響で競技プログラミングのコンテストに出たりしています。

Q7. 好きな/面白かった本・映画・ドラマはありますか?
漫画をよく読みます。宇宙兄弟、ましろのおと、せんせいのお人形、獣の奏者エリン、天鏡のアルデラミン(後半2つは小説がおすすめ)が好きです。安易な恋愛ものとかではなく、一つのテーマに沿って描かれる人の一生や成長していく感じが好きです。異世界系も前はよく読んでいましたが、読んだ後に何も得られないことに気づいて、読むのを止めました。
Q8. 休日は、どのように過ごすことが多いですか?
友達と遊んだり、YouTubeでゲーム実況とか見たりしています。。
Q9. 現在の、ご自身の目標・夢を教えて頂けますか?
人工衛星等に搭載されるソフトウェアの開発とか宇宙に絡んだ仕事がしたい。
Q10. 最後に未来の後輩へ一言お願いします!
RCNSでユーザーネームをフルネームにしてる人俺しかいません。気を付けてください。