メンバー

M1 INTERVIEW 2024
 見上 万葉

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2024年度のM1メンバーの皆様のインタビュー、ご覧下さい。

〖 見上 万葉さんへのインタビュー 〗


インタビュイー 名前:見上 万葉 (Mikami Kazuha)
秋田県 出身
秋田県立能代高校 出身
東北大学 理学部 出身

Q1. 大学院進学を決めた理由を聞かせてください。


 学部の研究では、まだ物足りなさを感じたので、より本格的に研究に取り組みたいと思い進学を決めました。

 

Q2.  なぜ、RCNSに入りたいと思いましたか?当センターに決めた理由や、きっかけはありますか?


 南極にあるIceCubeという実験で、ニュートリノの性質を使って天体現象を探ろうとしていると聞いて、光ではない新しいアプローチ、ニュートリノで天体現象を探るのが面白いと思いRCNSに決めました。また、僕が大学に入ってから一番参考になった本であるJ.J.Sakuraiの「現代の量子力学」というものがあるのですが、この本の内容にニュートリノ振動が載っていて面白いと思ったこともきっかけとなりました。

 
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J.J.Sakuraiの「現代の量子力学」、なんとKamLANDの結果が!

 

Q3.  物理や素粒子研究の面白いところ、魅力を教えて下さい。


 少ない原理を考えるだけで、様々な現象を説明できたり、常識では考えられない予言ができるところが物理の面白さだと思っています。研究では観測装置の設定や様々なバックグラウンドの影響で見たい事象が現れないことが多いのですが、その原因を追求したり、改善して最終的にその事象が見られた時に今まで研究をしてきてよかったと感じます。

 
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GSAでの公演の様子

 

Q4.  研究室での研究スケジュールは、どのような感じでしょうか?


 朝の10:00くらいに講義があるので、その時に青葉山に来て昼頃に研究室に入って研究を行い、19:00くらいに帰るような生活をしています。

 

Q5.  大学院に入ってから、生活の変化はありますか?


 大学院に入ってから引っ越して、自炊をするようになったので食事を作ることの難しさと大変さをしみじみと感じています。

 

Q6.  趣味やマイブームはありますか?


 趣味はゲームや野球観戦です。ゲームに関してはSwitchでよく遊んでいて最近はスプラトゥーンのサーモンランというモードにハマっています。また、野球観戦ではヤクルトスワローズというチームの応援をしているのでその試合をよく見ています。このチームの結果に気分が一喜一憂しているので、研究に支障が内容にほどほどに応援することを心がけています。

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ヤクルトスワローズの本拠地である神宮球場での
観戦の様子都会の喧騒の中にある球場で景色がきれい!

   

Q7.  好きな/面白かった本・映画・ドラマはありますか?


 「博士の愛した数式」という小川洋子さんの小説が好きです。心が温まるようなストーリーでとても面白いのでぜひ皆さんも読んでみてください!また、ドラマとしては昔の作品にはなりますが、「TRICK」が好きです。主人公達のコミカルなやり取りとの中にシリアスな内容が入っていて、そのギャップがとても面白い作品です。

   

Q8.  休日は、どのように過ごすことが多いですか?


 ゲームや読書などをしています。また、たまにプロ野球の観戦に行くこともあります。

 

Q9.  現在の、ご自身の目標・夢を教えて頂けますか?


 ひとまず、今行なっている環境放射線の研究をよりブラッシュアップしていきたいです。最終的には、天体ニュートリノの研究を行いたいと考えています。

 

Q10.  最後に未来の後輩へ一言お願いします!


 センターの人達は、皆さん優しくてわからないことがあったら質問しやすくとても過ごしやすい環境になっているので、ぜひ一緒に研究を行いましょう!