研究成果

修士 論文発表会 2024
修士課程2年: 門田 直之 (DaRveX)

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修士課程2年: 門田 直之 (DaRveX)   発表:2024年1月30日

論文タイトル:『μ粒子静止崩壊νeと鉛の反応断面積測定実験DaRveXに向けたJ-PARC/MLFでの検 出器試験測定』

論文概要
 DaRveX実験とは、MeV領域の電子ニュートリノと鉛原子核の反応断面積の世界初測定を目指す実験である。ニュートリノ源としてJ-PARC/MLFの水銀標的で発生するμ+の静止崩壊νeを使用し、検出器はこのMLFの1階実験ホールBL07の水銀標的から20m地点に設置する予定である。
 2022年には検出器設置地点の検討に向けた測定、2023年にはその地点でバックグラウンド測定実験に参加し、本論文ではその解析結果について報告する。