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修士論文発表会2016 大浦 智也

『KamLAND2-Zen実験に向けた新液体シンチレータの純化』

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修士課程2年 大浦 智也

 

論文概要
現在のKamLAND-Zen実験では、「液体シンチレータ」と呼ばれる、光を発する特別な油を利用してニュートリノの反応を検出しています。私の研究は、現在用いている液体シンチレータを、さらに高性能なものにアップグレードしようというものです。

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新しい液体シンチレータの素材候補には「LAB」と呼ばれる油が注目されていますが、工業生産されるLABには不純物が含まれており、そのせいで液体の透明度が下がってしまうという問題がありました。液体の透明度が低いと、せっかく油が光っても、その光がすぐ減衰してしまいます。本研究では、モレキュラーシーブという吸着剤(ふつうは乾燥剤などに用いられるものです)によってLAB中の不純物が除去されることを明らかにし、新しい液体シンチレータに純化したLABを用いることで、KamLAND検出器の性能がさらに向上できることを見積もりました。

 

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*東北大学物理専攻賞を受賞されました!(専攻賞の記事はコチラ

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